僕はここにいます~自分を好きになるために~

yahooブログを13年続けてきましたが、閉鎖のため、移行してきました。素敵な出会いがあればと思っています。

1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1320
ナイス数:687

52ヘルツのクジラたち (単行本)52ヘルツのクジラたち (単行本)感想
新年早々、すごい本に出会いました。あと2日前に読んでいたら、年間ランキング1位だったかもしれません。とっても悲しくて辛い話でした。みんな、とても大きなものを背負ってます。最終的に希望のある終わり方で、人って、仲間って本当にいいなって思うのですが。自分の人生はとっても平凡です。辛かったこと、苦しかったこともたくさんあります。でも、平凡で幸せな人生だったんだなって思います。もちろん、これからも。実は、今年のスタートはちょっと大変になりそうなんですが、前向きにいこう、そして、人のためになりたいって思えました。
読了日:01月03日 著者:町田 そのこ
コクーン (光文社文庫)コクーン (光文社文庫)感想
いつも葉真中さんを読んで思いますが、何とも言えない読後感ですね。個人的には「blue」や「絶叫」の方が良かったです。なんと言うか、救いがなかったですね。登場人物の絡みも分かりにくいかったです。次は明るくてあたたかみのある読書にします。ただ、これからも葉真中さんは読みたいと思います。
読了日:01月11日 著者:葉真中 顕
ハグとナガラ (文春文庫 は 40-5)ハグとナガラ (文春文庫 は 40-5)感想
旅と旅友。いいですね。今の状況では、コロナでどこにも行けないので、旅行に余計に行きたくなりました。それにしても、女同士はいいですね。男だとこうはいきません。せいぜい、妻との旅ですね。けんかがつきものの。
読了日:01月12日 著者:原田 マハ
六畳間のピアノマン (角川文庫)六畳間のピアノマン (角川文庫)感想
自分の2年前の年間ベスト本が改題されて文庫化されました。ドラマにもなるそうです。再読しました。やっぱり素晴らしかったです。短編集のようで、みんなしっかりとつながっています。無理のない形で。かなり厳しい世の中のことを書いていますが、実際、これに近いことはあるのでしょうね。僕は、今の仕事は、ちょっとだけ大変ですが、やりがいも感じているし、あと少し頑張れば、大きな自信も得られると思っています。でも、ダメなときは僕は逃げ出します。ビリージョエルの「ピアノマン」大好きです。ビールも大好きです。ドラマ、楽しみです。
読了日:01月24日 著者:安藤 祐介
小学五年生 (文春文庫)小学五年生 (文春文庫)感想
重松清さんですねぇ。子どもの心を本当によくわかっているなって思います。ただし、昭和の子どもですねぇ。懐かしい気分になりましたが、今僕が対峙している子どもとは少し違う気もします。ただ、重松さんの書く子どもも残酷で、ずるさもあって、素直ではないところもたくさんありますが、それでもあたたかい気がしますよね。小学校の教科書に載せてもらいたいような作品ばかりでした。実際、重松さんの作品は入試にもよく出るようですが。次は長編にします。「きよしこ」楽しみです。
読了日:01月24日 著者:重松 清
木曜日にはココアを (宝島社文庫)木曜日にはココアを (宝島社文庫)感想
読みやすく、やさしい、少しずつつながっている短編集でした。あったかい話になる物語です。あっという間に読み終わってしまいます。実は、本屋大賞候補を買いに行ったのですが、なかったので、著者のデビュー作である本作をまず読みました。次は本屋大賞候補作です。期待します。
読了日:01月30日 著者:青山 美智子

読書メーター

正月三が日

正月三が日が終わろうとしています。

実は30日までちょくちょく職場に行っていましたが、大みそかから三が日は完全に仕事から離れました。

 

元日は、朝、起きて、スーパー銭湯に行き、近くの公園で富士山の写真を撮りました。その後、妻と妻の実家にいったら、ビールを出してもらい、帰ってきたら寝てしまいました。

 

二日は充実していました。

朝から箱根駅伝。こんなに本格的に見るのは初めてかもしれません。接戦でおもしろかったです。

午後は高校サッカー静岡県代表の藤枝明誠は何とか勝ちました。

その後は読書。「52ヘルツのクジラたち」とっても良かったです。

間に、「逃げるは恥だが役に立つ」を見ました。これもめちゃくちゃよかったです。本当によくできたドラマだなって思います。考えさせられました。いろいろな意味で。

「逃げ恥」が終わったら、再び読書。引き込まれて、0時を回ってしまいました。正月にして年間ナンバーワンを読んだくらいの感じでした。

 

今日、3日は、まずは箱根駅伝。衝撃的なラストに、駅伝のこわさを感じました。最後まであきらめないって大切なんだなって改めて思いました。でも、本当にこわくなって、心が少し疲れましたが。

高校サッカーは負けました。

今からは妻の実家で新年会です。

 

明日は午前中は出勤します。そして、明後日から授業スタート。

 

実は、いろいろな事情で、ちょっと大変になりそうです。でも、今のところは楽しもうと思えています。

 

明日から、頑張ります!

 

読んでくださったみなさん、応援、よろしくお願いします。

ご無沙汰しています。あけましておめでとうございます。

みなさん、お久しぶりです。

yahooブログを続けて13年、閉鎖に伴ってこちらのブログに引っ越してきたわけですが、やっぱり、お気に入り仲間がいなくて、限定記事が書けないのが痛いですね。

まったく、放置状態でした。

今は、完全に読書メーター中心です。

ただ、もし、この記事を見て、まだ僕のことが分かる方がいらっしゃいましたら、コメントをいただけるとうれしいです。

2020年の読書メーター

2020年の読書メーター
読んだ本の数:83
読んだページ数:28769
ナイス数:9488

空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)感想
伊良部先生、さすがです。めちゃくちゃ笑わせてもらいました。特に「義父のズラ」と「ハリネズミ」が笑えました。他の3作もよかったです。笑わせておきながらも、伊良部先生の治療はちゃんと効いているんですよね。名医かもしれません。僕も意外にかかったら元気が出るかもしれません。まずは、マユミさんの胸の谷間と太ももを見ながらの注射をしてもらいたいですね。映像化もされているようですが、探してみたくなるくらいです。次回作も近いうちの読みます。
読了日:01月02日 著者:奥田 英朗
サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)感想
とても、伊良部シリーズや「マドンナ」を書いた同じ作家さんとは思えないですね。ドキドキ感もワクワク感もあり、まだまだ分からないこともありです。小学生にして、過酷な人生です。下巻は明日、明後日で読もうと思います。楽しみです。
読了日:01月03日 著者:奥田 英朗
サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)感想
とってもよかったです!新年早々、いい本に出合いました。自分を信じて強く生きる、周りのことよりも信じる道を行く、そういう大人です。団塊の世代の方には僕なんかよりも感じるものがあるかもしれません。それがまた、子ども目線で書かれているのがすごいです。家族っていいですね。本当の意味でのスローライフだなって思いました。そういう自分は行動力も決断力もないので、社会の中でぬくぬくと生きていくわけですが…。沖縄の離島にいつか行ってみたいです。本当の意味での自然の中に。人の中に。そういいながら、自分なんかじゃ無理ですが。
読了日:01月04日 著者:奥田 英朗
イシマル書房編集部 (ハルキ文庫)イシマル書房編集部 (ハルキ文庫)感想
本を読むことを楽しめるようになった自分でよかったって思いました。それも、自分の場合はここ数年ですから。本を書く人、作る人、売る人、それぞれに多くの苦労があるし、難しい時代であることを再認識しました。今、どの仕事も難しいですが、出版業界、大変そうですね。本屋さんも大変だと思いますが。自分はこれからもたくさん読んでいきたいと思います。あと、できれば、新品の本を買っていきたいと思います。数少ない趣味ですから。
読了日:01月05日 著者:平岡 陽明
町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)感想
おもしろかったですが、前2作ほどの笑いはなかったですね。今回は、マユミさんの正体が結構出てきて、これが面白かったですかね。これでシリーズ3作読了です。これからも奥田さんの小説を追いかけたいと思います。
読了日:01月11日 著者:奥田 英朗
コンビニ・ララバイ (集英社文庫)コンビニ・ララバイ (集英社文庫)感想
実は、恥ずかしながら、読み始めるまではコンビニ経営的な話だと思っていました。そしたら、とっても情熱的な男女関係の話でした。特に治子さんの情熱がすごいです。いくつになっても、男女とも、情熱的な恋や愛を求めているんだなって改めて思いました。
読了日:01月13日 著者:池永 陽
ガール (講談社文庫)ガール (講談社文庫)感想
50近いおじさんが読んでも面白いということは、今、バリバリ働いている女性にはとっても面白いのでしょうね。奥田さん、さすがです。という僕は、女性の心理なんてそんなにわかっていないので、本当にこんなかなって思ったりもしますが。僕も自分が30にかかったころは年を取ったなって思いました。でも、今考えると、30代なんてとっても若いし、まだまだこれからですよね。焦る必要なんてないですよね。50近くになってまだまだ大人になり切れない自分は思います。いずれにしても、男女の関係って手探りでおもしろいですよね。
読了日:01月15日 著者:奥田 英朗
孤狼の血 (角川文庫)孤狼の血 (角川文庫)感想
なるほど。最後にそうきましたか。前々から評判で気になっていた本でしたが、警察と闇社会を描いた強烈な本でした。主人公は.…だと思っていましたが、こんな結末とは、驚きました。本当にこんな世界があるのでしょうか。もしかしたら近いものがあるのかと思わされてしまいます。ただ、自分は暴力団系とか警察系とかの小説にはあんまり合わないと感じたのも事実です。次の話を読むかどうか。柚月さんは検事ものあるんですよね?そちらの方が合うのか…。あっ、「盤上の向日葵」は好きですよ。
読了日:01月19日 著者:柚月裕子
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)感想
中山七里さんも御子柴さんも初です。噂はかねがね聞いていました。暗い過去を背負っていますね。そこからの再生、すごいです。犯人も事件の真相も最後まで分からず、なるほどって思いました。タイトルの「贖罪」にはそういう意味があったのですね。次回作も機会があれば読んでみたいです。次回作があるということは、御子柴さんは助かるんですよね。急に時間ができたので、半日で一気読みでした。
読了日:01月22日 著者:中山 七里
縁感想
普段、人が死んだり、裁判をしたり、争い合ったりっていうような本をたくさん読んでいると、時々こういうのもいいですよね。安心します。どこにでもありそうで。でも、小野寺さんにしては、いい人すぎる話ではなかったかなって思います。いろんなしがらみのある人間関係、そんな感じです。そんな中、みんなが出会いと別れを繰り返し、試行錯誤しながら生きていくんだなって思いました。僕も。
読了日:01月25日 著者:小野寺 史宜
晴れたらいいね (光文社文庫)晴れたらいいね (光文社文庫)感想
タイムスリップものでした。戦時中のフィリピンでの従軍看護婦にのりうつる。今この時代に生きている自分たちはなんて幸せなんだろうって思いました。もちろん、自分も、日々思い悩んでいるわけですが、それでも、戦後、多くの日本人の先輩方が今の時代をつくってくださったことを実感しますね。あと数十年後、同じような小説が書かれたとき、今の時代はどう書かれるのだろうって思いました。もっと幸せな時代になっていることを祈りつつ、自分もできることをやらなきゃなって思いました。看護師免許をもっている藤岡さんらしい小説です。
読了日:01月26日 著者:藤岡 陽子
家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)感想
短編集で一日に一作ずつ読もうかと思ったのですが、おもしろくて一気読みしてしまいました。いや、おもしろいというのは伊良部シリーズのような面白さではなく、読後感が良くて、家族というか、夫婦のいい関係が漂ってきていて。奥田さんってなんだか、本当に人間のおもしろい部分、あったかい部分が分かっている気がします。読んでいて気持ちがいいし、また違った作品も読んでみたいなって思います。すっかり奥田ファンになってしまいました。
読了日:01月28日 著者:奥田 英朗
medium 霊媒探偵城塚翡翠medium 霊媒探偵城塚翡翠感想
何かを書くとネタバレになってしまいそうですが。最終章にいくまでは普通のミステリーじゃないか、どうしてこんなに評判が良かったのだろうって思いました。でも、さすがのどんでん返しに次ぐどんでん返し。ミステリー好きにはたまらないでしょうね。真剣に読めば読むほど頭を使いそうですが。主人公がとっても魅力的ですね。僕も騙されてみたいです。なんて…。ただ、ぼくには本屋大賞は厳しいかなっていう気がします。まだこの作品しか読んでませんが。
読了日:02月01日 著者:相沢沙呼
【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月感想
一気読みでした。人を好きになる、「好き」って何だろうって改めて思いました。この二人は精神的にとっても強くつながっています。素敵だなって思います。二人にとってお互いが心からの安定につながるんだなって。事実と真実。世間は無責任だなって思います。本当のことってきっと当人たちの心の中にしかないのでしょうね。そう考えると、僕も無責任な一人かもしれませんが。自分にとって今年の本屋大賞候補2作目です。僕の中では選ばれるに値する作品だと思いましたが、万人受けするかどうかは疑問です。皆さんのレビューも読んでみたいです。
読了日:02月08日 著者:凪良 ゆう
平場の月平場の月感想
自分ももうすぐ50なので、もうこういう年なんだなって思いました。自分の中ではもう少し若い気でいるのですが。大人の恋愛ですか。僕はもう恋愛なんてしないで終わっていくのかなって思いました。でも、最終的に難しいですよね。一日半で読みましたが、前評判ほどの良さは僕は感じませんでした。
読了日:02月09日 著者:朝倉かすみ
ムゲンのi(上)ムゲンのi(上)感想
上巻読了です。一日で読みましたが、長かったです。そして、まだ大きなことはわからず。とりあえずファンタジーであるということと、一つ一つの患者さんがつながっているということはわかりました。それは下巻でどうなっていくのか。ただ、とっても評判が良いようなので、下巻に期待です。下巻は土日に読みます。
読了日:02月11日 著者:知念 実希人
我が家の問題 (集英社文庫)我が家の問題 (集英社文庫)感想
さすが奥田さんです。どこにでもありそうな家族の話なのに、とってもあったかい気持ちになります。これがシリーズ2冊目のようですが、次も積読してあります。当たり前のような家族の幸せを再認識したくて、ちょっと時間があるよっていう方にお勧めの短編集です。
読了日:02月15日 著者:奥田 英朗
ムゲンのi(下)ムゲンのi(下)感想
結局、愛情をもって育てられた子どもは幸せになれて、そうでない子どもは罪を犯してしまう可能性があるということでしょうか。現実世界でも、親からの愛情はとっても大切だということを実感する日々です。ファンタジーの中で、そんなことを考えました。ただ、ちょっと長かったですね。本屋大賞候補3冊目ですが、今回はそこまでは響かなかったです。
読了日:02月16日 著者:知念 実希人
金魚姫 (角川文庫)金魚姫 (角川文庫)感想
なんとも不思議なラブストーリーでしたね。リュウの一挙手一投足にハラハラドキドキしまくりでした。最終的に悲しい結末になりましたが、リュウはまたこの後も同じことを繰り返していくのでしょうか。それにしても、ブラック企業、こわいですね。そこから救われた潤はよかったですが。ただ、潤がリュウの探していた人だったというのがよくわかりませんでした。どう解釈すればいいのか、どなたか、教えてください。
読了日:02月23日 著者:荻原 浩
我が家のヒミツ (集英社文庫)我が家のヒミツ (集英社文庫)感想
シリーズ3作目です。毎回思います。夫婦って、家族っていいなって。本当にあったかいシリーズです。読後感がいいです。実は、僕たち夫婦も昨日、大ゲンカをしました。でも、今日は一応落ち着きました。いろいろなことがあっても、一緒に生活していくっていうのは何よりの宝なんでしょうね。このシリーズはそんなことを感じさせてくれます。奥田さん、結構読みましたが、今度はまた、長編に挑戦したいです。
読了日:02月24日 著者:奥田 英朗
店長がバカすぎて店長がバカすぎて感想
本屋大賞候補ということで読んでみましたが、ぼくにはよくある書店小説と変わらない気がしました。個人的には以前に読んだ「書店ガール」シリーズの方がよかったです。今年度の本屋大賞候補自分にとって4冊目ですが、これは選ばれない気がします。
読了日:02月29日 著者:早見和真
ライオンのおやつライオンのおやつ感想
僕の命が尽きる時も、こんな風に穏やかに逝きたいなって思いました。ミルクレープを食べたくなったし、瀬戸内にも行きたくなりました。でも、小川糸さんの世界は、ちょっときれいすぎますね。3冊でですが、そう思います。
読了日:03月06日 著者:小川 糸
イマジン?イマジン?感想
有川さん、久しぶりの新作だと思います。映像制作に携わる若者の夢のある話です。有川さんらしい主人公だったと思います。人柄も前向きさも。そして、過去の有川作品を思い出させてくれる作品が映像化されるような設定も、ファンにはたまらないと思います。ただ、正直言うと、もうひとひねりほしかった気もします。
読了日:03月07日 著者:有川 ひろ
AX アックス (角川文庫)AX アックス (角川文庫)感想
毎回思うのですが、やっぱり伊坂さんは天才ですね。おもしろかったです。殺し屋シリーズ、特に「グラスホッパー」を再読したくなりました。初読はもう数年前で、まだ伊坂さんをあんまり変わっていない時期だったので。このシリーズ、これからも続いてほしいです。きっと、映像化もされるのでしょうね。それも楽しみです。それにしても、兜の恐妻家っぷりが面白かったです。気を遣いますよね。
読了日:03月08日 著者:伊坂 幸太郎
いちばん長い夜に (新潮文庫)いちばん長い夜に (新潮文庫)感想
再読です。時節柄、読んでみました。被災地にあの日あの時いた乃南さんだからこそ書けた作品だと思います。忘れてはならないなって思います。僕なんて、何にもわかっていないですが、この作品に出会えて考えたこともあります。シリーズを通して、人の再生について考えさせられます。僕には前科はありませんが、人生を振り返れば、後悔している失敗も数多くあります。でも、やり直せるんですよね。このシリーズを読むとそう考えることができます。二人を応援したくなります。ドラマにもなったのですが、観てないので、観てみたいです。
読了日:03月14日 著者:乃南 アサ
あなたは、誰かの大切な人 (講談社文庫)あなたは、誰かの大切な人 (講談社文庫)感想
短編集です。「無用の人」が一番良かったです。親子の絆でしょうか。最後に部屋から見えた風景を見てみたいなって想像しました。原田マハさんのファンなんですが、やっぱり長編を読んでみたいなって思いました。と言っても、美術には疎いのですが。「キネマの神様」が映画になるのが楽しみです。
読了日:03月14日 著者:原田 マハ
チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)感想
伊坂さんらしい連作短編集ですね。しっかりつながってて、登場人物が濃くて、くだらない中にも味がある。でも、評判ほどではなかったです。僕の中では。次は「サブマリン」なのですか?また、読んでみます。
読了日:03月20日 著者:伊坂 幸太郎
クスノキの番人クスノキの番人感想
親子、血のつながり、認知症、いろいろなことを考えました。実は、自分の母も認知症で、大変なので。自分だったら、絶対に預念する勇気はないですね。でも、両親や兄弟の念を感じても、結構意外なことはなく、予想通りの気がします。それが、親兄弟だって思います。今までの自分の親子関係、家族関係について考えるいい機会になりました。自分が万一預念する勇気ができても、受念してもらえる子どもがいないというのはやっぱりさみしいことなんだなって思いました。東野さん、多分60作目です。上位には入りませんが、やっぱり、外れなしです。
読了日:03月21日 著者:東野 圭吾
ノースライトノースライト感想
これはあくまで個人的な感想で、好き嫌いは分かれると思いますが、僕は横山さんとは合わないのかもしれないなって思いました。今までの何冊かからも。確かによくできた話です。人間味もあります。でも、なんだか、読みにくく感じました。ただ、Y邸は見てみたいです。プロ意識って大切ですね。僕も何かを残せたらいいのですが、それはそれぞれの仕事にもよるのでしょうね。
読了日:03月24日 著者:横山 秀夫
農ガール、農ライフ (祥伝社文庫)農ガール、農ライフ (祥伝社文庫)感想
タイトル通りのお仕事小説ですが、なかなか厳しいですね。農業に携わっている方々はこんなに苦労しているんですね。前々から感じていましたが、もっと労働が報われる社会にならないとですよね。でも、競争社会だと苦しいのでしょうか。主人公が女性であることも意味がありますね。女性って、やっぱり結婚って男性以上に大切なんですね。そんな気がしました。そういう自分は公務員。甘えてるなって思います。とても農業はできません。でも、力になりたいなって思いました。お仕事小説を読むといつもそう思いますが。
読了日:03月28日 著者:垣谷美雨
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)感想
最後の一晩を部屋で過ごす男女の話。生き別れしていたあと再会した双子の話なのか、それとも違うのか。とにかく、場面はその部屋だけ。そこで様々なことが語られていく。でも、だからどうなんだろうって感じでした。僕には良さがわかりませんでした。
読了日:03月30日 著者:恩田 陸
ヴァラエティ (講談社文庫)ヴァラエティ (講談社文庫)感想
奥田さんは男性の心理も、女性の心理も、子どもの心理も本当に上手に書きますね。基本、短編集は好きではないのですが、奥田さんは別です。特に「ドライブ・イン・サマー」と「セブンティーン」が良かったです。「セブンティーン」でのお母さんの気持ち、なるほどなって思いました。自分に子どもがいたらどうするのかなとも。時間を見つけて、奥田さんの長編も読まないと。時間と言えば、またまた時間ができることになるかわからない状況で、正直言ってこわいです。もうそろそろちゃんと働きたいです。
読了日:04月06日 著者:奥田 英朗
サブマリン (講談社文庫)サブマリン (講談社文庫)感想
さすが伊坂さん。この話の陣内はいかにも伊坂さんらしいキャラクター。もしかして、伊坂さんもうこういう人なのか。どうしたら、こんな人物が描けるのか、不思議です。頭がいいとかじゃなく、やっぱり天才だなって思います。未成年の犯罪を書いているのに、全然シリアスさがなく、それでいて、子どもの気持ちに寄り添っている気がします。現実感は全くないですが。まだまだ未読の伊坂作品がある僕は幸せだなって思います。
読了日:04月11日 著者:伊坂 幸太郎
いつもの朝に 上 (集英社文庫)いつもの朝に 上 (集英社文庫)感想
今邑彩さん初読です。読書メーターの読友さんの評判が良かったので、読んでみました。正直、最初は、いまいちかなって思いました。でも、途中で、雄太が岡山に行ったあたりからどんどん引き込まれました。そして、この上巻の終わり方がまた衝撃的で、早く下巻が読みたくなりました。でも、なぜか、Amazonで一緒に注文したのに、まだ下巻が届いてないんです。待ち遠しいです。
読了日:04月12日 著者:今邑 彩
桜のような僕の恋人 (集英社文庫)桜のような僕の恋人 (集英社文庫)感想
50前のおじさんが読む本じゃないかなって気もしましたが。悲しいですね。最後会えたのに…って思ってしまいます。でも、そこが良かったのか。手紙を読んで、その後の彼の思いがあって。でも、やっぱり耐えられないですよね。僕なら。読みやすく、切ないラブストーリーが好きな方にお勧めです。中学生くらいからいけるんじゃないでしょうか。もちろん、おじさん、おばさんにも。
読了日:04月17日 著者:宇山 佳佑
いつもの朝に  下 (集英社文庫)いつもの朝に 下 (集英社文庫)感想
とっても引き込まれました。上巻と下巻の間が4日くらい空いてしまって残念なくらいでした。家族愛ですね。血がつながっていなくても。正直、文体や会話はどうかなって思うところもあったのですが、ストーリーが絶妙でした。兄弟のつながりもお母さんの存在も本当に良かったです。今邑さんの作品をもっと読みたくなりました。おすすめのある方、教えてください。
読了日:04月19日 著者:今邑 彩
さいはての彼女 (角川文庫)さいはての彼女 (角川文庫)感想
短編集はあんまり好きじゃない僕ですが、とっても良かったです。さすが、原田マハさん。バイクも書けるのですね。仕事に一生懸命で仕事を生きがいにしているような、読書をする暇もないような女性に読んでほしい一冊です。北海道にも行きたくなりますね。さすがにハーレーでタンデムする勇気はないですが。
読了日:04月25日 著者:原田 マハ
オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)オリンピックの身代金(上) (講談社文庫)感想
まったく、奥田さんは多才です。今まで10冊近く読んできましたが、それらの奥田さんの作風とは全く違います。ただ、おもしろいのは一緒です。オリンピックと言っても、今回のではなく、昭和の東京オリンピックです。僕はその後の世代です。そのころを知っている方にはもっと楽しめるのではと思ってしまいます。ただ、長い。上巻を読み終わって、最初と最後がつながりました。時間が行ったり来たりしますが、わかりにくさはないです。下巻も時間がかかりそうなので、連休に入ってから読もうと思います。
読了日:04月29日 著者:奥田 英朗
オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)オリンピックの身代金(下) (講談社文庫)感想
今回のオリンピックの話ではありません。いろいろ考えました。国家のため、一部の人の名誉のため、陰で苦労して犠牲を受けている人が本当にたくさんいたんですよね。結果的に、あのオリンピックがあったから、今の日本があるのでしょうが。今の世の中でも、一部の人の為に犠牲を被っている部分が少なくなったとはいえ、あるのは事実だと思います。だからどうすればいいなんて、僕には言えまえんが。今回のオリンピックが延期されたことも、何らかのことを考えるきっかけになっていると思いたいですね。それにしても、ずっと犯人を応援していました。
読了日:05月03日 著者:奥田 英朗
砂漠 (新潮文庫)砂漠 (新潮文庫)感想
新しい職場の若い女性のおすすめで読んでみました。砂漠に入って25年以上たつ僕ですが。青春ですね。爽快でした。ちょっと痛そうな描写もありますが。ちょっとだけ出てくる相談員はあの陣内か?キックボクシングの人はもしかして、「週末のフール」の?って思いましたが、これは違うようですね。若い人に特におすすめです。でも、砂漠が長い皆さんにも若いころを思い出すにはいいかもしれません。僕にはよかったです。ただ、麻雀のルールを知らないと、ちょっとだけ損かもしれません。
読了日:05月07日 著者:伊坂 幸太郎
さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)感想
噂は聞いてましたが、予備知識はありませんでした。読んでいて、評判の良さがわかりました。いい話だし、引き込まれるし、差別意識を考える小説としても考えさせられました。ただ、あえてミステリーにする必要があるのかなって思いました。終盤まで。そしたら最後の50ページくらいで、いい意味で覆されました。まったくよくできている話です。素晴らしかったです。中山七里さんを侮ってました。僕には御子柴さんとの出会いよりも岬さんとの出会いの方が衝撃です。ちなみに、僕は大小の差はあるかもしれませんが、岬さんと同じ病気を持っています。
読了日:05月10日 著者:中山 七里
とんび (角川文庫)とんび (角川文庫)感想
重松節炸裂ですね。めちゃくちゃ人間臭い話でした。主人公のヤスさんが不器用すぎて、味がありすぎます。親子っていいな、家族っていいな、昭和の時代の家族像をこれからも大切にしたいなって思いました。という僕は、息子ではあるものの、父親ではないのがちょっと寂しいですが。それと、家族だけではないですね。昔ながらの仲間も家族同様ですね。みんなでアキラを育ててきたんですよね。アキラも幸せだし、アキラも頑張りました。時間があるときに、ドラマも観たいです。とっても評判が良かったようですから。
読了日:05月17日 著者:重松 清
東京物語 (集英社文庫)東京物語 (集英社文庫)感想
おもしろかったです。ただ、この小説の本当のおもしろさは僕よりも10歳くらい年上の方にわかるのだろうなって思いました。時代が、僕が小学生から大学生になるころです。この時代のおもしろさを知っている方たちにはたまらないんだろうなって思いました。それにしても、奥田さん、音楽をはじめ、大衆文化に詳しいですね。
読了日:05月23日 著者:奥田 英朗
幸福な食卓 (講談社文庫)幸福な食卓 (講談社文庫)感想
再々読です。職場の新人の女性に本を紹介することになり、これを選びました。紹介するからには、自分ももう一度読んでみようと思い読みました。やっぱり、瀬尾さん、あったかいです。会話がとってもいいです。佐和子も直ちゃんも小林ヨシコも味があって大好きです。自信をもって勧められる本だと再認識しました。
読了日:05月24日 著者:瀬尾 まいこ
魔球 (講談社文庫)魔球 (講談社文庫)感想
久しぶりに東野圭吾さんの初期作を読みました。初読です。東野さんらしい人間らしさが出ている作品でした。伏線の張り方も回収の仕方も見事でした。ただ、殺さなくてもいいのになって思ってしまいます。この作品が昭和のものだっていうのには驚きですね。このころ東野さんに出会っていたら、僕ももう少し早く読書に目覚めていたかもしれません。
読了日:05月31日 著者:東野 圭吾
最後の証人 (角川文庫)最後の証人 (角川文庫)感想
柚月さん、3作目でしょうか。どんでん返しもあり、人情もあり、社会勉強にもなりって感じですが、少し現実目にかける気がします。腹の立つ人間が、最終的に懲らしめられるのは痛快だし、真実が暴かれたのもいいですが。これって、シリーズなんですよね?また、機会があれば読んでみます。
読了日:06月15日 著者:柚月裕子
つきまとわれて (中公文庫)つきまとわれて (中公文庫)感想
「いつもの朝に」がとっても良かったので、短編集にも手を出しました。短編集だからと思って、長い時間をかけて読了しましたが、正直言って、やっぱり短編物のミステリーは苦手だなって思いました。合う合わないってありますからね。また、今邑彩さんの長編でおすすめのある方は教えてください。
読了日:06月21日 著者:今邑 彩
君が夏を走らせる(新潮文庫)君が夏を走らせる(新潮文庫)感想
さすが、瀬尾さん!本当にあったかくて、元気がもらえました。鈴香ちゃん、かわいすぎ。太田君も元気でよかった。あの夏の経験は本当に宝になってるんですね。桝井くんは出てこないけど、桝井くんのつくったものは本当に大きかったんだなって再認識。上原先生も相変わらず味がある。実は、自分はこの年になっても、乳児と接したことはほとんどなくて、ちょっと寂しくなりました。僕も、未来を見て、走らなきゃですね。いくつになっても。
読了日:06月28日 著者:瀬尾まいこ
夢は捨てたと言わないで (単行本)夢は捨てたと言わないで (単行本)感想
昨年、安藤さんの二つの作品がめちゃくちゃよかったので、最新作を期待して読みました。でも、お笑いを小説にするって難しいなって思いました。夢のある話ですが、あんまりしっくりこなかったっというのが率直な感想です。ちなみに、「逃げ出せなかった君へ」は昨年の自分のベストなんですが。
読了日:07月06日 著者:安藤 祐介
居酒屋ぼったくり おかわり!居酒屋ぼったくり おかわり!感想
シリーズも制覇していますが、「おかわり」も相変わらずおいしそうだし、いい人ばかりでした。こんなにいい人ばかりの町なんてあるのかなって思いますが。でも、料理については本当においしそうだし、日本酒がほとんど飲めない自分がもったいないなって思います。料理好きなら参考になることも多いでしょうね。さて、これで本当に完結なのか。また続いたりして。
読了日:07月13日 著者:秋川 滝美
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)感想
前作の「さよならドビュッシー」が良すぎて期待が大きかったからかもしれませんが、あんまりよさはわかりませんでした。だから、感想も的外れなものになります。音楽で生計を立てるって難しそうですね。しかも、血縁も何もないと。あと、岬先生は相変わらずかっこいいです。ただ、ミステリーとしていろいろな意味で腑に落ちないところがありました。難しくもあったし。次の作品をまた1か月後くらいいに読もうと思います。期待しすぎず、それなりに楽しみにして。
読了日:07月19日 著者:中山 七里
新世界より(上) (講談社文庫)新世界より(上) (講談社文庫)感想
想像している感じと全く違いました。ここまでのSFとは。しかも、まだ3分の1。これだけの長さは必要なのか。これまでの話はすべてここからの話の伏線になるのか。疑問も多いですが、先も気になるので、明日から中巻に進みます。半分期待で半分不安ですが。
読了日:07月24日 著者:貴志 祐介
新世界より(中) (講談社文庫)新世界より(中) (講談社文庫)感想
4連休で上巻、中巻を読み終えました。世界観にも慣れてきました。皆さんのレビューを読むと、ここからが面白いようですね。今月中に下巻を読了できればと思います。どんな結末が待っているのか、楽しみです。
読了日:07月26日 著者:貴志 祐介
新世界より(下) (講談社文庫)新世界より(下) (講談社文庫)感想
ものすごい世界観だったし、よくこんな話を思いつくなって思ったけど、この長さの割に、自分には合わなかったなって思いました。千年後の未来なんて想像できないし、僕の中では人類も地球もなくなってるような気もしますが。みなさんのレビューを読んでみますね。
読了日:08月06日 著者:貴志 祐介
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)感想
やっぱり、伊坂さんは本当にエンターテイナーです。頭をあんまり使わずに、読みやすく、それでいて楽しませてくれます。4人やその周りの人たちも本当に味がある。理屈抜きにおもしろいです。僕は個人的に久遠が好きですが。最終的に伏線を回収してくれるのもわかっているので、安心して読めます。次回作も来月には読もうと思います。夏休み読書、1冊終了です。
読了日:08月09日 著者:伊坂 幸太郎
夜行 (小学館文庫)夜行 (小学館文庫)感想
わからない。まったくわからなかった。不思議な、こわい世界でした。森見さん、3作目ですが、今のところ、おもしろさが分かったのは「ペンギンハイウェイ」だけです。ファンの方のレビューを読んでみたいと思います。夏休み読書2冊終了。
読了日:08月10日 著者:森見 登美彦
ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)感想
これも一種のお仕事小説ですが、辻村さんさすがでした。自分はアニメは全くの素人ですが、とっても大変なお仕事なんだということを再認識しました。それに携わる人たちの情熱とプロ意識も。おして、それを楽しみにしている人たちの思いも。好きなものがあるってとっても幸せなことですね。例え、リア充じゃなくても。僕も好きなものをとことん追求したいなって思いました。それと同時に、自分は自分の仕事にプロ意識が本当にあるのかなって思ったりもしました。趣味も仕事も情熱をもってやりたいですね。仕事の再開が楽しみです。夏休み読書3冊目。
読了日:08月13日 著者:辻村 深月
ほめると子どもはダメになる (新潮新書)ほめると子どもはダメになる (新潮新書)感想
ちょっと驚くようなタイトルですよね。耳が痛いところもたくさんありました。実は、僕は仕事ではできるだけ子どもを叱らないようにって思ってる方なので。ただ、確かに、家庭でも学校での子どもが叱られなければ、ただのわがままな子になってしまうかもしれませんね。叱ることも難しいけど、ほめることも難しいなって思いました。叱るにしろ、ほめるにしろ、その根底に何があるのかが大切だってことでしょうか。放任や虐待が多くなった世の中、子育てって本当に難しいし、ちゃんと育てられてない子がたくさんいますからね。
読了日:08月14日 著者:榎本 博明
総理の夫 First Gentleman (実業之日本社文庫)総理の夫 First Gentleman (実業之日本社文庫)感想
ちょっとうまくいきすぎな感もありますが、さすが原田マハさんでした。とっても面白かったです。自分はあんまり男女差のない仕事をしているので感じませんが、やっぱり、もっと女性が社会進出するべきなんですよね。そういう意味では、この主人公の日和さんは理想の旦那様ですね。人柄にとっても惹かれました。そして、凛子さんがどんな女性なのか、観てみたくなりました。映像化されたら、どなたがやるのか、気になります。原田マハさん、まだまだ読みたくなりました。夏休み読書、公約の5冊のうち、4冊終了。
読了日:08月17日 著者:原田 マハ
せんせい。 (新潮文庫)せんせい。 (新潮文庫)感想
重松さん、本当に人間臭いです。どれも、教師が出てくる短編なのですが、とっても考えさせられます。「にんじん」が一番刺さりました。ただ、僕は「にんじん」みたいな子どもをつくってないぞって、ちょっとほっとしました。「白髪のニール」も良かったです。ここまで慕われたら、感無量ですね。「赤鬼」も良かったです。古き良き昭和の教師って感じですね。あげだしたら、やっぱり、どれも良かった。実は、自分の子どものころを振り返って、こうなりたいなとかあこがれた先生っていないんですよね。でも、やっぱり、どの先生も記憶に残っています。
読了日:08月21日 著者:重松 清
ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)感想
同業の大学時代の友人に紹介されて読みました。改めて、学校教育の限界を感じました。特別に支援が必要な子どもをとにかく早期に発見して、教員だけでなく、今、学校に入って下さっている特別支援教育や心理の専門家につなぐか、外部機関につなぐしかないでしょうか。クラスに何人かは必ずと言っていいほど学校だけでは手に負えない子どもをがいて、そういう子どもの家庭は家庭の教育力も低い場合が多い。本当に難しい時代です。ちょうど、自分が校内のそういう立場にいて、とっても考えさせられました。夏休みは今日で終了です😥
読了日:08月23日 著者:宮口幸治
噂の女 (新潮文庫)噂の女 (新潮文庫)感想
奥田さん、いろんな作風がありますね。さすがです。どの編も、中途半端で終わるところが、美幸のミステリアスなところを膨らめていますね。こういう女性、きっと現実にいるんでしょうね。僕は、だまされるような存在でもないですが。よくよく考えると、美幸の視点からの描写は一回もないんですよね。まだ未読の奥田作品を読みたくなりました。
読了日:08月30日 著者:奥田 英朗
絶叫 (光文社文庫)絶叫 (光文社文庫)感想
とってもダークですが、ものすごいリーダビリティですね。600ページをほぼ一日で一気読みでした。「Blue」を読んだときにも思ったのですが、その時の世相がでてきて、懐かしさと当時の文化を感じますね。そこも作者の読ませる力なのでしょうが。こんなことはないと思いたいのですが、こういう殺人があったら、本当に怖いですね。読後感もあんまりいいいものではないないですが、とっても良く考えられた作品だと思います。ただ、この後は少しあったかい作品を読みたくなりますね。
読了日:09月04日 著者:葉真中 顕
それでも、僕は前に進むことにした (双葉文庫)それでも、僕は前に進むことにした (双葉文庫)感想
実は、どうしてこの本を買ったのか覚えてないんです。読書メーターでもないようなんです。本屋でたまたま目にしたからか。最近、なんだか、残酷だったり、辛かったりって話をよく読んでいたので、こういう話は安心しますね。前向きになれます。自分は今、ほぼ健康なんだし、できることを自分なりにやらなきゃなって思いました。CM制作の仕事なんて、まったくわからなかった世界ですが、お仕事小説ってやっぱりいいですよね。それと、健康についても考えさせられました。あと、職場の上司についても。タイトル通りの前向きな内容です。
読了日:09月08日 著者:こかじ さら
ホワイトラビット (新潮文庫)ホワイトラビット (新潮文庫)感想
さすが伊坂さんだし、おもしろかったし、先が気になったしって感じですが、どこまで自分が分かってるのかは疑問です。ややこしかったです。一応、「レ・ミゼラブル」もなんとなくわかるし、オリオン座にも興味があるにはあるのですが。ミステリーってややこしくって、頭をつかいますね。伊坂さんの小説は今まであんまり頭を使わなかったのですが、ちょっとややこしかったというのが正直な感想です。人物像系はさすが伊坂さんですが。
読了日:09月13日 著者:伊坂 幸太郎
人生は並盛で (実業之日本社文庫)人生は並盛で (実業之日本社文庫)感想
小野寺さんは「ひと」と「まち」が大好きですが、少し作風が違いました。でも、最終的に読み終えると、根底に流れるものは同じかなと。他人に厳しすぎる世の中ですが、ときには甘やかしたり許したりすることも大事じゃないかなって思いました。僕自身、自分にも他人にも甘い人間なので。そんなことでは周りの人を育てられないのかもしれないし、今の社会では生きていけないのかもしれませんが。とりあえず、吉野家で牛丼を食べますか。本作とは関係ないですが、僕は、すき家よりも吉野家派です。
読了日:09月20日 著者:小野寺 史宜
子どもの心に響く励ましの言葉がけ「ペップトーク」子どもの心に響く励ましの言葉がけ「ペップトーク」感想
仕事関連本です。前向きな言葉がけを意識したいし、前向きな言葉がけができる子どもに育てたいなって思いました。
読了日:09月27日 著者:岩崎 由純
罪の声罪の声感想
仕事が忙しく時間がかかってしまったし、内容も難しかったこともあり、あまり理解できてないかもしれません。グリコ森永事件はちょうど僕が子どもの頃で、印象深いのですが。映画で復習ができればと思います。
読了日:10月12日 著者:塩田 武士
ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)感想
とっても面白く、読みやすかったです。まさに、エンターテイメント小説。平日の夜、少しずつ読むことができました。ただ、だから何だという感じもなくはないですね。時にはこういう読書もいいですね。重い読書から少し気分転換したい方にはお勧めです。
読了日:10月18日 著者:恩田 陸
夜明けのすべて夜明けのすべて感想
さすが瀬尾まいこさん。読みやすいし、前向きだし、読んでると明るい気持ちになります。二人の会話もとってもいい。持病があっても、とりつくろわなくて、自然体でいられる人がそばにいるって幸せですね。気持ちの沈んでいる人にお勧めです。こんなに簡単じゃなって言われそうな気もしますが。ちなみに、僕も、ソラナックス、毎日飲んでます。でも、今、とっても元気で、充実感もあります。
読了日:10月25日 著者:瀬尾 まいこ
大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた感想
東京生まれでもないし、プロレスも洋楽も好きではないですが、佐野元春は大好きだったし、GBも買ってたし、世代も同じで、共感することが多かったです。とっても懐かしい気分になりました。でも、こんなので本が描けるのなら、僕にも書けそうです。ここまでおもしろおかしくは書けませんが。昭和の後半から平成を振り返るいい機会になりました。
読了日:10月31日 著者:樋口毅宏
新装版 蝉しぐれ (上) (文春文庫)新装版 蝉しぐれ (上) (文春文庫)感想
時代物は得意ではないですが、読みやすかったです。下巻でどうなっていくのか、楽しみです。
読了日:11月03日 著者:藤沢 周平
新装版 蝉しぐれ (下) (文春文庫)新装版 蝉しぐれ (下) (文春文庫)感想
なるほど。きれいな話でした。初恋の話ですね。主人公の成長や友情がうれしくもなりますね。時代物、めったに読まないんですが、やっぱり、現代は平和で幸せな時代だと思いました。命についても、男女の平等についても。今の時代が時代物になるころ、どんな世の中になっているのでしょうか。
読了日:11月08日 著者:藤沢 周平
あしたの君へ (文春文庫)あしたの君へ (文春文庫)感想
人は誰も死なないけど、現実感のある、重たい短編集ですね。世の中、いろいろな仕事がありますが、どの仕事も難しいなって思いました。特に、今、こういう仕事は需用もあるでしょうが、かなり厳しいでしょうね。僕も、職業柄、お世話になることもあります。人間が生きていくって、難しいですね。前半は子どもの問題で、自分の仕事に照らし合わせて考えました。子どもの背負っているものを救うって難しいですね。後半は、主に夫婦の問題ですが、やっぱり他人が家族になるって難しい。主人公のひたむきでまじめな姿が気持ち良かったです。
読了日:11月14日 著者:柚月裕子
ステップ (中公文庫)ステップ (中公文庫)感想
さすが重松さんです。人の心の柔らかい部分、つかれるとあったかくなる部分をこれでもかってくらいついてきます。本当にあったかい方なんでしょうね。そうじゃなきゃ、こんな話書けないですよ。美紀ちゃんとお父さんの成長が本当にうれしいし、周りの人とのかかわりが本当にあったかい。一言一言が本当に人間くさい。映画になってたんですね。観なきゃなって思いました。重松さん、10冊以上読んでますが、まだまだ未読の方が多いです。これからも楽しみです。
読了日:11月22日 著者:重松 清
家族の言い訳 (双葉文庫)家族の言い訳 (双葉文庫)感想
初読の作家さんです。作家さんというより、有名な作詞家さんですが。家族か。自分は子として、家族って、どうだったんだろうなって思います。そして、大人になってからは夫婦二人の家族。こういう家族ものを読むとうらやましいと思ったり、家族って面倒くさいなって思ったりもします。それぞれの家族がそれぞれにあるんですよね。正しい形なんかなくて。
読了日:11月23日 著者:森 浩美
陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)感想
相変わらず登場人物のキャラが濃いですね。久遠がやっぱり好きですが、響野の喋りも最高ですね。これでシリーズは終わりでしょうか。今まで2作目よりも4人がピンチになって、逆に少し爽快感が薄れた気もしますが、でもやっぱり面白かったです。伊坂さん、次は何にしましょうか?
読了日:11月29日 著者:伊坂幸太郎
ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人感想
そもそも、東野圭吾さんの新作というだけでハードルが高いので。そこまでではなかったですね。時事ネタでもあったし、読みやすかったし、映像化もされると思いますが。そういうことで殺してしまうというのが、どーも-…。最近、東野さんのあたりにあんまり会えない気がして、少し残念です。
読了日:12月06日 著者:東野 圭吾
それ自体が奇跡 (講談社文庫)それ自体が奇跡 (講談社文庫)感想
僕は仕事を犠牲にする程の趣味はもっていませんが、この夫婦のこの時のように、かみさんとはよく言い争います。職場では、全くそんな風に見えないって言われますが。だから、途中、自分のことのようで少し苦しかったです。でも、さすが小野寺さん。読後感がとってもいいです。夫婦っていいなって思いました。もう自分たちは15年以上たってますが。お互いにしたいことをしつつも一緒に楽しむことを忘れない、大切に思う気持ちを忘れない、時にはけんかをしつつも。そう思いました。一緒に15年以上も生活していること自体が奇跡なんですよね。
読了日:12月12日 著者:小野寺 史宜
マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ (創元推理文庫)マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ (創元推理文庫)感想
近藤史恵さんのビストロミステリシリーズ第3弾。おいしそうで、話にも味があって、おもしろい短編集です。食べるのも飲むのも読書も好きな僕には、とてもいい時間です。このビストロに行ってみたいし、ヴァンショーを飲んでみたくなります。また、次回作はあるのでしょうか?
読了日:12月13日 著者:近藤 史恵
滅びの前のシャングリラ (単行本)滅びの前のシャングリラ (単行本)感想
設定としてはよくありますね。自分は地球が最後になるとわかったら、どうするでしょうか。意外とあわてない自信があります。最後の章でLocoとそれまでの3人のからみをもう少し見たかった気がします。前半の方が面白かったです。スクールカーストは今も昔もありますよね。考えさせられます。そんな中、友樹と藤森さんが仲良くなったのはよかったですが。面白かったっですが、正直、期待ほどではなかったです。
読了日:12月20日 著者:凪良 ゆう
逃走 (講談社文庫)逃走 (講談社文庫)感想
薬丸さんらしく、重いテーマなのに読みやすく、そして先が気になりどんどん読まされます。真実を途中で分かった気にさせておいて、最後にどんでん返しがあるのも薬丸さんらしいです。ただ、少し無理がある感があるのも薬丸さんらしいかなって感じですね。今年薬丸さんは最初にして最後になりますが、また時々読んでみたいです。僕の中での薬丸さんの最高傑作は、やっぱり「友罪」ですね。
読了日:12月27日 著者:薬丸 岳
チーム・オベリベリチーム・オベリベリ感想
乃南アサさんの開拓物と言えば、「地のはてから」。読んだのは6年前でした。あれは本当につらい話でしたが、本当にいい話でした。そして、これも。ハッピーエンドを期待しましたが…。でも、これでいいんですよね。未開の地を開いた方々の苦労が本当によくわかりました。いや、何もわかっていないのだと思いますが、本当にすさまじい。主人公のカネさん、本当に素晴らしいです。旦那様との掛け合いも。でも、こういう時代に生きたかったとは到底思えません。今の時代でよかったし、自分がしているのは苦労なんて思っちゃいけないなって思いました。
読了日:12月31日 著者:乃南 アサ

読書メーター

1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3852
ナイス数:1545

空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)感想
伊良部先生、さすがです。めちゃくちゃ笑わせてもらいました。特に「義父のズラ」と「ハリネズミ」が笑えました。他の3作もよかったです。笑わせておきながらも、伊良部先生の治療はちゃんと効いているんですよね。名医かもしれません。僕も意外にかかったら元気が出るかもしれません。まずは、マユミさんの胸の谷間と太ももを見ながらの注射をしてもらいたいですね。映像化もされているようですが、探してみたくなるくらいです。次回作も近いうちの読みます。
読了日:01月02日 著者:奥田 英朗
サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)感想
とても、伊良部シリーズや「マドンナ」を書いた同じ作家さんとは思えないですね。ドキドキ感もワクワク感もあり、まだまだ分からないこともありです。小学生にして、過酷な人生です。下巻は明日、明後日で読もうと思います。楽しみです。
読了日:01月03日 著者:奥田 英朗
サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)感想
とってもよかったです!新年早々、いい本に出合いました。自分を信じて強く生きる、周りのことよりも信じる道を行く、そういう大人です。団塊の世代の方には僕なんかよりも感じるものがあるかもしれません。それがまた、子ども目線で書かれているのがすごいです。家族っていいですね。本当の意味でのスローライフだなって思いました。そういう自分は行動力も決断力もないので、社会の中でぬくぬくと生きていくわけですが…。沖縄の離島にいつか行ってみたいです。本当の意味での自然の中に。人の中に。そういいながら、自分なんかじゃ無理ですが。
読了日:01月04日 著者:奥田 英朗
イシマル書房編集部 (ハルキ文庫)イシマル書房編集部 (ハルキ文庫)感想
本を読むことを楽しめるようになった自分でよかったって思いました。それも、自分の場合はここ数年ですから。本を書く人、作る人、売る人、それぞれに多くの苦労があるし、難しい時代であることを再認識しました。今、どの仕事も難しいですが、出版業界、大変そうですね。本屋さんも大変だと思いますが。自分はこれからもたくさん読んでいきたいと思います。あと、できれば、新品の本を買っていきたいと思います。数少ない趣味ですから。
読了日:01月05日 著者:平岡 陽明
町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)感想
おもしろかったですが、前2作ほどの笑いはなかったですね。今回は、マユミさんの正体が結構出てきて、これが面白かったですかね。これでシリーズ3作読了です。これからも奥田さんの小説を追いかけたいと思います。
読了日:01月11日 著者:奥田 英朗
コンビニ・ララバイ (集英社文庫)コンビニ・ララバイ (集英社文庫)感想
実は、恥ずかしながら、読み始めるまではコンビニ経営的な話だと思っていました。そしたら、とっても情熱的な男女関係の話でした。特に治子さんの情熱がすごいです。いくつになっても、男女とも、情熱的な恋や愛を求めているんだなって改めて思いました。
読了日:01月13日 著者:池永 陽
ガール (講談社文庫)ガール (講談社文庫)感想
50近いおじさんが読んでも面白いということは、今、バリバリ働いている女性にはとっても面白いのでしょうね。奥田さん、さすがです。という僕は、女性の心理なんてそんなにわかっていないので、本当にこんなかなって思ったりもしますが。僕も自分が30にかかったころは年を取ったなって思いました。でも、今考えると、30代なんてとっても若いし、まだまだこれからですよね。焦る必要なんてないですよね。50近くになってまだまだ大人になり切れない自分は思います。いずれにしても、男女の関係って手探りでおもしろいですよね。
読了日:01月15日 著者:奥田 英朗
孤狼の血 (角川文庫)孤狼の血 (角川文庫)感想
なるほど。最後にそうきましたか。前々から評判で気になっていた本でしたが、警察と闇社会を描いた強烈な本でした。主人公は.…だと思っていましたが、こんな結末とは、驚きました。本当にこんな世界があるのでしょうか。もしかしたら近いものがあるのかと思わされてしまいます。ただ、自分は暴力団系とか警察系とかの小説にはあんまり合わないと感じたのも事実です。次の話を読むかどうか。柚月さんは検事ものあるんですよね?そちらの方が合うのか…。あっ、「盤上の向日葵」は好きですよ。
読了日:01月19日 著者:柚月裕子
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)感想
中山七里さんも御子柴さんも初です。噂はかねがね聞いていました。暗い過去を背負っていますね。そこからの再生、すごいです。犯人も事件の真相も最後まで分からず、なるほどって思いました。タイトルの「贖罪」にはそういう意味があったのですね。次回作も機会があれば読んでみたいです。次回作があるということは、御子柴さんは助かるんですよね。急に時間ができたので、半日で一気読みでした。
読了日:01月22日 著者:中山 七里
縁感想
普段、人が死んだり、裁判をしたり、争い合ったりっていうような本をたくさん読んでいると、時々こういうのもいいですよね。安心します。どこにでもありそうで。でも、小野寺さんにしては、いい人すぎる話ではなかったかなって思います。いろんなしがらみのある人間関係、そんな感じです。そんな中、みんなが出会いと別れを繰り返し、試行錯誤しながら生きていくんだなって思いました。僕も。
読了日:01月25日 著者:小野寺 史宜
晴れたらいいね (光文社文庫)晴れたらいいね (光文社文庫)感想
タイムスリップものでした。戦時中のフィリピンでの従軍看護婦にのりうつる。今この時代に生きている自分たちはなんて幸せなんだろうって思いました。もちろん、自分も、日々思い悩んでいるわけですが、それでも、戦後、多くの日本人の先輩方が今の時代をつくってくださったことを実感しますね。あと数十年後、同じような小説が書かれたとき、今の時代はどう書かれるのだろうって思いました。もっと幸せな時代になっていることを祈りつつ、自分もできることをやらなきゃなって思いました。看護師免許をもっている藤岡さんらしい小説です。
読了日:01月26日 著者:藤岡 陽子
家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)感想
短編集で一日に一作ずつ読もうかと思ったのですが、おもしろくて一気読みしてしまいました。いや、おもしろいというのは伊良部シリーズのような面白さではなく、読後感が良くて、家族というか、夫婦のいい関係が漂ってきていて。奥田さんってなんだか、本当に人間のおもしろい部分、あったかい部分が分かっている気がします。読んでいて気持ちがいいし、また違った作品も読んでみたいなって思います。すっかり奥田ファンになってしまいました。
読了日:01月28日 著者:奥田 英朗

読書メーター

12月の読書メーター

12月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:7374
ナイス数:2026

危険なビーナス危険なビーナス感想
再読です。東野さんの最近の作品の中ではいい印象が残っていますが、中身はほとんど忘れていたので、初読のように読めました。やっぱり、男はきれいな女性に弱いですね。東野さんらしい医療や数学の内容もありました。ただ、あんまり覚えていなったということは、そこまでの作品ではなかったのかなって思います。自分の中のランキングが高い作品は本当によく覚えていますから。いずれにしても、またいろいろな作品を再読したいです。
読了日:12月02日 著者:東野 圭吾
ライフライフ感想
小野寺さん、3作目です。いつも、ちょっと生き方に迷いながらもまじめで実直に生きてる若い男性の話です。本当に、生き方に迷っている若者に読んでほしいなって思います。生き方に迷っている50前のおじさんも元気をもらえますが。他の作品とのリンクもたくさんあり、面白いです。これから読み続けていく作家さんになりそうです。
読了日:12月03日 著者:小野寺 史宜
みぞれ (角川文庫)みぞれ (角川文庫)感想
久しぶりの重松さんです。長い間積読にしてありました。短編集です。やっぱり短編集はあんまりだなと思いながらも、重松さんの味や人間味は感じられました。また、重松さんの長編を読みたくなりました。
読了日:12月05日 著者:重松 清
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)感想
とても評判のいい本でしかも辻村さんの本で期待して読みましたが、上巻だけではよさがわかりませんでした。下巻に期待します。
読了日:12月06日 著者:辻村 深月
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)感想
なるほど。よくできた話だなって思いました。辻村深月さんの中でも人気作なのがわかりました。うまくまとまっています。確かに、上巻だけではわかりませんね。これからも少しずつ辻村さんの作品を読んでいきたいと思いました。
読了日:12月07日 著者:辻村 深月
塩狩峠 (新潮文庫)塩狩峠 (新潮文庫)感想
数年前に友人に紹介されて、その後、実はずっと積読でした。とっても良かったです。僕は無宗教ですが、この話の信夫さんは本当に素晴らし生き方をしたと思います。信仰って本当にすごいことですね。そこまで信じられるものをもった人は強く、大きな人になるのでしょうね。また、この話が事実を参考にしてつくられていることにも感心しました。塩狩峠、いつか行ってみたいです。
読了日:12月10日 著者:三浦 綾子
手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)感想
再読です。いやあ、やっぱり本当に重い。涙が流れました。兄弟の絆、辛さ、自分には到底わかりえないのでしょうが、いろいろなことを感じました。どこまでも暗い話ですが、とっても考えさせられる話です。うまく言葉にできないですが、やっぱり名作ですね。
読了日:12月11日 著者:東野 圭吾
植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)感想
再読です。とっても有川さんらしい作品です。甘々です。でも、とっても勉強になります。作家さんって本当にいろいろなことを知ってますね。植物に興味が出るし、食べたくなります。仕事柄少しだけかじってますが、奥がめちゃくちゃ深いなって思います。有川さんは全部料理して食べたと思うと、すごいですね。本当に意味で体にいいものを食べたくなりますね。
読了日:12月12日 著者:有川 浩
BlueBlue感想
いやぁ、おもしろかった。というと、語弊があります。読みごたえがありました。自分は実は平成元年に大学生になり、一人暮らしを始めました。自分の人生の人区切りの年です。そして、平成をすべて見届けました。色々なことを思い出しました。平成の平和さもこの話にあるような社会問題も。昭和も知っている自分としては、平成生まれの子どもたちを目の当たりとしてきた自分としては、やっぱり、色々と感じるものがあります。親子って難しいですね。子どもをつくるって責任が大きいですね。子どものいない自分だからこそ感じることかもしれませんが。
読了日:12月14日 著者:葉真中 顕
カラフル (文春文庫)カラフル (文春文庫)感想
なるほど。確かに、元気がないときに前向きになれる話ですね。最初は子ども向けの現実感のないファンタジーかなって思っていました。でも、最終的に、この世に数十年のホームステイをしてて、しぶとく生きればいいのですね。自殺なんてもってのほかで、飾らずに、考えすぎずに、思うがままに。「ホームステイ」と「しぶとく生きる」がすごく心に残る言葉でした。
読了日:12月17日 著者:森 絵都
グランドマンション (光文社文庫)グランドマンション (光文社文庫)感想
連続短編のミステリーですね。この読書メーターの同居のみなさんと共読できてよかったです。ひねりが素晴らしいですね。折原さんは初読なので、長編も読んでみたくなりました。
読了日:12月17日 著者:折原 一
(P[ふ]5-1)世界の端から、歩き出す (ポプラ文庫ピュアフル)(P[ふ]5-1)世界の端から、歩き出す (ポプラ文庫ピュアフル)感想
読友さんから元気のないときに読むと元気が出ると勧められました。確かに、そういうストーリーです。生育歴って大きいですね。そういう意味では僕は恵まれているのかなって思いました。主人公が存在すら知らなかった伯父さん、しんさんと出会うことで生きる力をつけていきます。そして、新たな出会いが。自分の生きざまを語れる人が見つかると幸せだなって思いました。YAっぽいレーベルから出てますが、充分に大人が読むべき作品だと思います。
読了日:12月19日 著者:富良野 馨
手のひらの音符 (新潮文庫)手のひらの音符 (新潮文庫)感想
主人公たちが子どものころから大人になるまで、時間軸が行ったり来たりでしたが、それでもわかりやすく、読みやすい話でした。子どものころからの仲間、夢、家庭環境などについて深く考えさせられました。自分のやりたいことを見つけてそれをあきらめない気持ちって大切だなって思いました。自分も忘れないようにしないとって思いました。読友さんからの紹介本です。ありがたいです。この作者の他のおすすめご存じの方がいらっしゃったら、教えてください。
読了日:12月21日 著者:藤岡 陽子
路 (文春文庫)路 (文春文庫)感想
読み始めはたくさん人が出てきて収拾がつかなくなってわかりにくかったですが、読み進めていくとどんどん面白くなりました。いろいろな人物がしっかりつながって、夢と歴史を感じる話でした。台湾、行ったことがないですが、行きたくなりました。もちろん、新幹線にも乗りたいです。実は、夏に乃南アサさんの台湾に関する小説を読んだのですが、自分は日本と台湾の歴史について無知だなって思いました。ちょっと勉強した方がいいかなと思います。それにしても、紹介してくださった読友さんに感謝です。
読了日:12月23日 著者:吉田 修一
イン・ザ・プール (文春文庫)イン・ザ・プール (文春文庫)感想
とってもおもしろかったです。小説を読んでこんなに笑ったことはあんまりないかもしれません。ギャグマンガのようです。特に、1,2作目は。ただ、3作目からは笑いというよりも社会風刺的な感じもしました。意外に考えさせられました。奥田さんの作品は全部こんな感じなのでしょうか?いずれにしても、このシリーズは読んでみたいと思います。紹介してくださった読友さんに感謝です。
読了日:12月25日 著者:奥田 英朗
([い]4-1)風待ちのひと (ポプラ文庫)([い]4-1)風待ちのひと (ポプラ文庫)感想
あったかい話でした。もう若くない二人の再生の話でした。とっても読みやすかったです。主人公の病気が、妻の対応が、自分にかぶりました。今は、自分は自分の状況で、妻も大切にしながら再生しなきゃなって思っています。ただ、妻も含めて、自分には仲間がいます。そんな大げさに落ちているわけではないのかも知れません。再生します。それにしても、あったかい二人でした。紹介してくださった読友さんに感謝です。
読了日:12月28日 著者:伊吹 有喜
マドンナ (講談社文庫)マドンナ (講談社文庫)感想
今の自分よりも少し若い会社勤めの男性が主人公です。自分も会社勤めをしていたらさらに共感できたかもしれませんが、とっても良かったです。短編集なんですが「マドンナ」、「ボス」「パティオ」がよかったです。特に「マドンナ」は僕らの世代の男性視点で、とっても共感できました。あるよなぁーって。奥田さん2作目ですが、「In the pool」とはまた違った面白さでした。長編も読んでみたいと思います。
読了日:12月29日 著者:奥田 英朗
ホイッスル (光文社文庫)ホイッスル (光文社文庫)感想
手のひらの音符がよかったので、他の作品もと思い、読んでみました。その作風も題名からの印象もいい意味で裏切られました。男と女、夫婦って難しいですね。お金って恐いですね。ある意味勧善懲悪で読後感も悪くないです。お勧めです!
読了日:12月30日 著者:藤岡 陽子
陽だまりのひと (祥伝社文庫)陽だまりのひと (祥伝社文庫)感想
単行本では「テミスの休息」という題だったようです。昨日読んだ「ホイッスル」に出てきた弁護士さんとその事務員さんの話です。人を弁護する難しさと使命感のようなものを感じました。藤岡洋子さん3作目ですが、来年も追いかけてみたい作家さんになりました。このシリーズの続きもあるとうれしいです。
読了日:12月31日 著者:藤岡陽子

読書メーター

11月の読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4760
ナイス数:629

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)感想
いろんな意味で伊坂さんらしい作品ですね。面白いし、先がつながってるし、気になるし、どんどん読める。でも、テーマがいまいちわからない。これが文学というものでしょうか。 いや、伊坂さんのことは天才だと思いますよ。
読了日:11月02日 著者:伊坂 幸太郎
マチネの終わりに (文春文庫)マチネの終わりに (文春文庫)感想
おもしろかったです。一気読みでした。確実に今年読んだ本のベストテンに入ります。 ただ、これでよかったのか、この後どうなるのか、考えさせられます。 過去も変えられるんですね。なんだか、この言葉が響きました。 映画も楽しみです。ただ、ちょっと辛い気もしますが。
読了日:11月04日 著者:平野 啓一郎
四十九日のレシピ四十九日のレシピ感想
現実感はあんまりなかったですが、終始、あたたかい空気が流れている感じがしました。夫婦の問題、子どもができない問題、親子関係など、考えさせられることも多かったです。おいしい豚まんが食べたくなりますね。
読了日:11月12日 著者:伊吹有喜
ひとひと感想
とっても読みやすく、厳しいなかでも主人公の誠実で前向きな姿に心をうたれ、一気読みでした。とってもいい話です。ただ、自分にはやり直す若さがないことを思い知りましたが。苦しい思いをしつつ前向きで誠実に生きようとしている若い方にはとってもおすすめです。もちろん、50前の自分にもよかったですが。強く生きたいですね。
読了日:11月12日 著者:小野寺 史宜
不惑のスクラム (角川文庫)不惑のスクラム (角川文庫)感想
安藤さん、3作目。すっかりファンになりました。ワールドカップの後に読んだからよかったのか、前に読むべきだったのか。いずれにしても、ラグビーって素敵なスポーツだなって思いました。また、ラグビーの話でありながらも、とっても深い人間ドラマでした。人生、何があってもやり直せる。自分にも言い聞かせました。仲間っていいですね。スポーツっていいですね。読書っていいですね!
読了日:11月13日 著者:安藤 祐介
ある男ある男感想
ちょっと難しかったですね。内容的にも。ただ、自分の人生をふりかえって、今までいろいろあったけど、自分は自分の人生でいいなって思いました。今までに出会ってきた人たちに幸せに育ててもらったんだなって思いました。現在も過去も、そして未来も。自分の人生を大切に生きようと思います。
読了日:11月14日 著者:平野 啓一郎
Red (中公文庫)Red (中公文庫)感想
男と女、夫婦、嫁と姑、昔の恋人、いろいろなことを考えさせられました。不倫、こういうことも、実生活の中にはたくさんあるんでしょうね。考えてみると、ミステリー小説なんかよりよっぽど身近な問題かもしれませんね。ただ、やっぱり止まらないとは思いつつも正しい判断力ももたなきゃって思ったり、でも、人間だからって思ったり。とっても難しいですね。
読了日:11月15日 著者:島本 理生
キャロリング (幻冬舎文庫)キャロリング (幻冬舎文庫)感想
再読です。 有川さんはやっぱり有川さんですね。家族について、夫婦について、恋人同士の生育歴について考えさせられます。有川さんらしく、悪役も心底悪い人ではありません。子どもは親を選べないのはしかたないですね。みんなあったかいけど、大和もかっこいいし、航平もけなげで。テレビドラマになったみたいですが、観られなくて残念です。クリスマスも近いし、未読の方、おすすめです。
読了日:11月17日 著者:有川 浩
ポプラの秋 (新潮文庫)ポプラの秋 (新潮文庫)感想
子どもの頃のお年寄りとの交流って、大きな財産になるんですね。自分はそういうことがなかったので、実感がわきませんが。千秋がこのあとどのように再生していくか、興味があります。自分もまだ何かのきっかけがあれば生き直せるのかもしれませんね。
読了日:11月24日 著者:湯本 香樹実
祝祭と予感祝祭と予感感想
読みやすくて面白かったですが、分量が少なく、あっという間に読み終えてしまいました。ただ、また彼らに出会えて幸せでした。
読了日:11月26日 著者:恩田 陸
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)感想
実は数年前に少しだけ読んでました。ただ、当時は伊坂さんの良さをあんまりわかってなくて、やめていました。今は伊坂さんがよくわかるので、とっても楽しめました。やっぱり天才ですね。最初と最後がしっかりつながるし。続編も近いうちに読んでみます。
読了日:11月28日 著者:伊坂 幸太郎
まちまち感想
とってもあったかい話でした。完全に小野寺さんのファンになりました。前向きな気持ちになります。若い人にはなおさらおすすめです。「ひと」を読んだ方にもぜひ読んでいただきたいです。小野寺さんの他のおすすめがある方は教えてください。
読了日:11月29日 著者:小野寺史宜
流星の絆 (講談社文庫)流星の絆 (講談社文庫)感想
再読です。自分の一番好きな作家さんは東野圭吾さんで、今まで60冊以上読んでますが、この作品は7番目に好きな作品です。再読なのに、一日で一気読みしてしまいました。読後感がいいし、東野さんの作品の中でも一番素敵な男性が出てきます。まぁ、自分は静奈さんと会ったら簡単に騙されてしまいそうですが。初読のころ、ドラマにも挑戦したのですが、ちょっと違いましたね。1話でやめでしまいました。いやぁ、それにしても、東野さん、さすがです。他にも再読したい作品がたくさんあります。
読了日:11月30日 著者:東野 圭吾

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